自己破産したら年金はもらえなくなってしまうの?

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▼年金がもらえるための要件

自己破産をすると借金問題は解決できますが、将来年金がもらえなくなることがあるのでしょうか。年金がもらえないと、年をとった場合に生活ができなくなる可能性もあるので、心配になります。この問題は、年金をもらうためにはどのような要件が必要かということと関係します。

老齢になった場合の老齢基礎年金や厚生年金をもらうためには、年金保険料を25年間支払わなければなりません。この期間については、近い将来に10年に短縮される予定です。よって、年金をもらうためには、最低25年(制度改正後は10年)間年金保険料を支払わなければならないのです。

逆に言うと、その間年金保険料さえ支払っていれば、年金はもらえます。

自己破産して年金がもらえないケース

自己破産をしても、年金受給権(年金をもらう権利)に対しては影響がありませんので、年金をもらうことができます。

しかし、年金がもらえないケースがあります。それは、年金保険料を支払っていないケースです。自己破産する人は、借金だけではなく所得税や住民税などの各種の税金や、健康保険料、年金保険料なども滞納していることが多いです。

このように、年金保険料を滞納したまま放置していて支払をしていないと、結果的に年金を受け取るために必要な年金保険料の納付期間が足りなくなって、年金が受け取らなくなってしまうのです。

というわけで、自己破産をしても、そのこと自体によって年金がもらえなくなることはありませんが、年金保険料を滞納することによって年金がもらえなくなるケースがあることに注意が必要です。

自己破産しても年金をもらう方法

自己破産した場合に年金保険料を滞納していて、将来年金がもらえない可能性がある場合には、どのように対処したら良いのでしょうか。この場合には、社会保険事務所(年金センター)と相談をして、年金保険料を後からでも支払うことが重要です。後から支払をすれば、年金支払い記録が埋められて、将来年金が受け取れるようになります。

社会保険事務所に年金保険料の支払いをする場合には、分割払いなどの相談にも乗ってもらえます。今の状況を説明して、できる範囲できちんと年金保険料を支払いましょう。そうすれば、将来年金がもらえなくなる心配は要りません。また、年金保険料は自己破産しても免責の対象にならないので、どちらにしても支払う義務があります。

まとめ

自己破産をしても年金受給権はなくならず、年金をもらえます。ただし年金保険料の支払いをしていない場合には、年金がもらえなくなる可能性があります。年金保険料の滞納がある場合には、社会保険事務所と話し合いをして滞納分をきちんと納付すれば、年金を受け取ることができます。

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